もう10月も下旬になると、海水の温度は冷たいはずだがサーファーは頑張っているようだ。この海岸は、古事記に登場する【神話・因幡の白うさぎ】の舞台【白兎海岸】である。沖に見えるのが白うさぎが渡って帰れなくなっていた島【淤岐島】、その側ではサーファーがサーフボードで波に乗りながら楽しんでいる。この神聖な島の近くでと思いたくはなるが、まあ別に危険でも違法な事ではないので、こちらも「よくやってるなーこの寒い日に」と呆れながら見物している。ご神体の白うさぎも同じような気持ちで御天覧しているのでは思うと可笑しくなる。たしかウエットスーツを着けているから寒くはないと聞いた事があるから、本人達は気にならないのだろう。地元の人たちはオットセイが泳いでると言っているらしが、妙に言い得ていて面白い。サーファーとって山陰海岸の海は綺麗で安心して海に入ることができるが、太平洋側の海は大都市から流れてきたゴミや汚水で汚れていて海に入るには要注意、それで京阪神のサーファー達はここまで来るらしい。そして秋から冬にかけて陸に北風が向かって来るため、打ち寄せる【うねり】が大きくなりサーフィンに最適な波になるため、粉雪が降る中サーフィンを楽しむ輩もいる。こうなると命がけになるのではと思うのだが。やはり好きだからこそ、そこまでやるのだろう。地元のサーファーもいるらしいが、さて今日はどちらかな。

今回はフォントを13Pで投稿した。これ以上小さいと読みづらくなるかと思われるので限界かな。画像も16:9のワイドにトリミングしてみたが、広い海原にはこれがより広く感じていいのかもしれない。自画自賛ではあるが。