ATMとお金と格闘技

月末になると、なにかとお金に関する手続きがある。今日は郵便局に出向く。この頃はATMで簡単に済ませることができるので、実に便利になったものだ。久しぶりに梅雨空ではなく、青空が広がっている。
しかし昨日までの涼しさとは違い、おそらく気温は30度近くはあるかも。この蒸し暑さに郵便局の中に飛び込んだ、中はエアコンが効いていてホット一息。ここにはATMが一台しかない、あいにくと先客がいるので後で立って待っていた。どうやら80歳くらいの老夫婦が二人、ATMと格闘中のようだ。二人は何回も操作を間違えているようで、「もう一度操作をやり直してください」の繰り返しである。
待っているとあとから来た人も後にならんだ。
すでに私が並んで15分は経過している。別に急ぐわけでもないので、少し中に入って窓口の前のシートに座って涼んでいた。
丁度窓口のお客が居なくなったので、窓口嬢が「次のお客様どうぞ」と私を呼んだ。私はATMに用があるのだが、まだATMが空かないので待っている、すでに20分は待っている、と言うと「ではこちらでしましょ」と窓口嬢が手招きしてくれた。直ぐに手続きは終了する。ところがATMの老夫婦はまだ格闘していた。「だれか手助けをしてあげないと」と言った。すでに後には5人くらい待っていた。すぐに男性職員が行ってサポートを始めたので、直ぐに終わると思うが。
それを横目に見ながら郵便局を後にした。その間なんとすでに40分は優に越していただろう。列は8人くらいになっていた。
あの老夫婦はなにをしようとしていたのか解らないが、なれないATMの操作に悪戦苦闘していたのだ。
でも笑っておれない私であった。私もあのくらいの年齢になればもしかしてと・・・?。
郵便局を出ると敷地内にプランターがあり、鮮やかな真紅のゼラニウムが咲いていた。花には興味無いが、たしかスカーレット色の花言葉は【憂鬱(ゆううつ)】だったはずだ。
なんか今日の老夫婦の心情を写しているようだ。

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