七草粥

今日は七草粥だとスーパーに陳列してあった七草粥のセットを見つけて知る。ではと一つ作ってみるかと袋の裏に書いてある作り方を読んで見た。いかにも簡単そうに説明してある。ところがよく読んでみると、これは私には出来そうもないと思った。私は料理は苦手というよりは嫌いと言ったほうが正解のようで、ともかく食べること専門で料理することは御免被るというような、大変なものぐさである。さっさと諦めて帰って来た。
七草粥の風習は古来より年末年始の行事で暴飲暴食により疲れた胃袋を休ませるためにお粥を食べると聞く。それにいち早く春を感じるためでもあるとか。ところがそれは旧暦でのこと新暦とは一ヶ月以上のずれがある、旧暦の一月七日は新暦の2月中旬になるはずだ、そのころなら春の七草が生えて来ても納得できる。それでも暖かい地方ならまだしも寒い地方はまだ深い雪に覆われているはずだ。では最近に出回る七草はちょっと不思議だ。恐らく暖かい地方では温室栽培でいち早く出荷しているのであろうか。それとももっと南の赤道直下の国では年中栽培できるのでそれを輸入しているのであろうか。それに南半球では季節が反対であるからこれを利用すれば簡単であろう。そんな事考えていたら七草粥の風習がつまらなく思えてきた。

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